自転車で琵琶湖1/4(?)周
◆ぐるっとびわ湖サイクルライン
琵琶湖を周遊する全長193kmのサイクリングロード。
「既存の道路を活用して、安全かつ快適に利用できる道路を選定した」
ということで、車道の路肩を走るようなところも多いのですが、
それなりに整備されていて、走り心地はまずまずでした。
・・・といっても、ワタシの体力では全部を走るなんて、とてもとてもムリなので、
今回は、琵琶湖大橋から南の「南湖」部分を一周しただけですが(^^;。
コースを決める時に参考にしたのは、「自転車人No.05」(山と渓谷社)。
走行距離は約50km、所要時間は約4時間。
キョリ測で作ったアバウトなコース図はコチラです。
道の駅・琵琶湖大橋米プラザに車をとめ、
前半はあれこれ見ながらのんびりと、
後半はサイクリングロードをひた走り、の半日でした(^^;。
◆浮御堂(うきみどう)
正式名称は海門山満月寺。
平安時代に、比叡山の僧が湖の安全を祈願して建てたもの、だそうです。
湖にぽっかりと浮いた姿は、なかなか風情がありましたが、
通りかかったときには、まだ開門してなかったので、
(開門時間は8~17時、らしい)、外から柵ごしに写真を撮っただけ(^^;。
ちなみに、拝観料は300円、
現在の建物は昭和12年に再建されたもの、だそうです。
◆出島(でけじま)灯台
湖の安全のために建てられた、高さ約8メートルの木造の灯台。
住宅街の奥の、こんなところに灯台が?(@_@)ってな場所に
ぽつんと建ってるいるのが、けなげと言うか愛らしいというか・・・。
明治8年に建てられ、昭和36年の第二室戸台風で倒壊寸前になり、
昭和48年に復旧されて今に至る、そうです。
◆唐崎神社(からさきじんじゃ)
鳥居の横の「下の病 平癒祈祷」の看板がとても目に付く神社(^^;。
日吉大社の摂社のひとつで、古くは女別当社と呼ばれるほど
女性の信仰が篤かったのだとか。
境内には、芭蕉も句に詠んだという樹齢約100年の松があるらしいですが、
今回は見ずじまい(ってゆーか、境内に入らなかった(^^;)。
7月に行われるという「みたらし祭」や、
神社の向かいにあった、民家のようなみたらし団子屋さんも、
気になるし、機会があったら再訪したいものです。
◆大津港
マリーナがあったり、クルーズ船が泊まっていたり、
プリンスホテルがあったりと、オシャレな雰囲気の港。
他の場所と違って、観光地って感じもたっぷりでした。
◆瀬田の唐橋
安藤広重の『近江八景』「瀬田の夕照(せきしょう)」で知られる
(って、ワタシは知らなかったけど(^^;)、
日本三名橋のひとつ。
京都へ通じる都防衛上の戦略拠点として、
古くから古くから「唐橋を制する者は天下を制す」と言われ、
幾多の戦乱の舞台にもなったそうです。
といっても、現在の橋は1979年(昭和54)に完成したもので、
コンクリートだし、車はびゅんびゅん通るし、
思っていたほどの風情はありませんでしたが。
なぜか、橋のたもとに立つ「風林火山」の旗(@_@)。
大河ドラマ「風林火山」の放映と、
武田信玄が、臨終の際に「瀬田の唐橋にわが軍旗を立てよ」と
言い残したという逸話にちなんで
山梨市観光キャラバン隊が立てたものだとか。
新聞には「430年後に実現した信玄の夢」なんて書いてありましたが、
旗だけ立てても・・・と思う私は、ロマンがないでごいすか?(^^;
◆琵琶湖大橋
滋賀県大津市と守山市を結ぶ1.4kmの橋。
自動車で渡るときには通行料がかかるけど、自転車・歩行者道は無料。
料金所の脇を通り抜けていくのが、けっこうカイカンだったり(笑)。
歩道部分はそんなに広くないので、
のんびりできる場所は、あまりないです(>_<)。
今回は守山から大津に向かって走ったけど、
橋を渡りながら湖の眺めを楽しむことだけを考えたら、
大津から守山に向う方がよさそう。
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