明治は遠くなりにけり?
キリンのモニターキャンペーンでいただいた
「明治のラガー」と「大正のラガー」。
『キリンビールブランド誕生120周年』を記念して限定醸造したもので、
昨年の12/10からの期間限定販売、だそうです。
せっかくなので、図書館であれこれ書物をあたり、
明治時代に新橋のビアホールで出されていたというつまみも再現して、
一緒にぐび~
といっても、3センチくらいの幅で帯状に薄く切った大根(塩をつけて食べる)と、
その大根の人気がイマイチだったため、
かわりに出されるようになったという蕗の佃煮
(今回は八上屋城垣醤油店のふきの醤油漬を使用)ですが(笑)。
ビールに生の大根や佃煮?と思ったけど、
塩気によって、ビールの甘みと旨味が引き立ち、なかなかぐ~
こんな組み合わせもアリなんだ!と目からウロコでした。
まあ、これは、甘みと苦みが濃い「明治のラガー」だからこそ
成立する組み合わせなのかもですが、
(明治時代のビールは、現在のビールより原料を2割以上多く使っていたそうだし)
黒ビールとはまた違った芳醇さの「明治のラガー」、気に入りましたっ(^o^)。
ちなみに、「大正のラガー」は、
「明治のラガー」より全体の味は軽く、苦みは強く。
ハムとかカツとか、脂分のあるおつまみに合いそうな感じでした。
お店で買ってきた「キリンラガー」と「キリンクラシックラガー」も加えて、
明治、大正、昭和、平成、揃い踏み~。
飲みくらべると、時代とともに味がどんどん軽~くなっていくのがわかって、
(原材料やアルコール度数なんかも、かなり違う)、とてもおもしろかったですヨ。
●参考文献ほか
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