マヤ・・・恐ろしい子
さいたま芸術劇場で上演された、
『ガラスの仮面~二人のヘレン~』を見てきました♪
「ガラスの仮面」というのは、美内すずえ氏が描く少女マンガで、
一見平凡だけどお芝居に関しては天才的な才能を持つ北島マヤという少女が主人公。
私が学生だった頃から「花とゆめ」というマンガ雑誌に連載されていて、
これを読んで演劇人生に憧れたりもしたものだけど、
30年以上たって、あのころの少女達がオバサンになった今も、
マヤちゃんはまだうら若き女性のままで、話も完結してないという、
超大河マンガです(^^;。
今回のお芝居は、2008年にさいたま芸術劇場で上演したものの続編で、
演出は前回と同じく、蜷川幸雄氏。
(って、私は2008年のは見てないんだけど)
開演前からゆるゆると作品世界に同化していく感じの演出や、
客席部分を多用したお芝居、たくさんの劇中劇
(「嵐が丘」、「王子とこじき」、「ハムレット」、「テンペスト」、
「石の微笑」、「おんな河」、「奇跡の人」)に、
気持ちがぐいぐいと引き込まれ、あっという間の3時間でした。
登場人物の雰囲気(マヤや月影先生、小野寺達の服)や
エピソード(「石の微笑」の時の竹ギブスとか(@_@))が
かなり原作に忠実なのに、子供だましのような嘘っぽさがないのは、
演出と役者さんの力、なんでしょうねえ。
「ガラスの仮面の舞台」ではなくて、
「マヤちゃんや歌子さん、亜弓さん達の舞台」を見た気分でした。
(うまく書けないけど(+_+))
この続きも、ぜひやって欲しいものです。
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原作は、現在44巻まで刊行中。
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雑誌掲載のものとコミックスとでは、内容が違うらしいので、
また最初から読み直してみようかなあ。
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