センターは誰だ!?(笑)
巷ではAKB48の選抜総選挙が話題ですが、私が行ったのはコチラ。
YKI48(ワイケーアイフォーティーエイト)総選挙!
・・・・・・。
いや、これも開催してたけど、ホントの目的は「幽霊・妖怪画大全集」展。
(大阪歴史博物館で、平成25年4月20日~6月9日まで。観覧料は大人1200円)。
京都出身の日本画家で、著名な風俗研究家でもあった吉川観方(1894~1979)が収集した日本の幽霊画・妖怪画が展示されたこの展覧会。
サブタイトル?に「美と恐怖とユーモア」とつけられているだけあって、
児雷也の絵には「ナルトのお師匠さん」というコピーが付けられていたり、
土蜘蛛は「若菜姫の召還獣」という説明があったり、
音声ガイドの案内人は、お菊さん&お岩さん(それも、お岩さんはちょっぴりおねえ風味)だったりと、今っぽくハジけた感じが、とても楽しかったです。
あ、最初に書いたYKI=ようかい(妖怪)だそうで。
展示された絵の中から選抜されて、ユニットを組んだ幽霊や妖怪たちが、センターをかけて戦って?ました(笑)。
もちろん、展示物は超充実。
ワタシ的にはセンターを張って欲しかった(笑)
伝・円山応挙の「幽霊図」(展覧会チラシより)とか、
似たような構図の幽霊画は、たくさん展示されていたけど、
みんなけっこうえげつない感じで、こんな風に美人さんなのは少ないんですよね。
大阪会場特設コーナーで、大阪ゆかりの資料として展示されていた伊藤若沖の「野晒図」とか、
平野にある大念仏寺の、1年に一度しか公開されない幽霊画とか、
コワイ絵、満喫
松本奉時(大阪の表具師 ?~1800)の「蝦蟇図」で気を吐く、三本足の青蛙神(せいあじん)ちゃんも、めっちゃ好みのタイプでした
グッズ売り場には、幽霊・妖怪ピンバッジのガチャがあったのでチャレンジしてみたり。
出てきたのは、緒方守房・百鬼夜行絵巻に描かれているというコレ↑
たぶん傘の妖怪なんだけど、私には納豆の藁苞にしか見えません
これを妖怪と気づいてくれる人が何人いるかなあ(^^;
この展覧会、次は横浜に巡回だそうですよん。
◇そごう美術館
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