大人の遠足
東近江市にある老舗料理店「納屋孫」さんの「大人の遠足」に参加してきました~♪
近江の文化財を解説付きで見学した後、郷土料理とお酒を味わうという企画で、
今回のテーマは「長命寺とことん探訪と天然真鴨鍋」。
参加料は6000円でした。
◇納屋孫
*-*--*-*
まずは長命寺へ。
近江八幡市にあるお寺で、西国三十三カ所第31番札所の霊場。
3世紀後半から4世紀初め、武内宿禰(たけのうちすくね)がこの山で長寿を祈り、
三百歳以上の長寿を保ったということで、
「寿命長遠」の御利益があるお寺だそうです。
標高約250mの山腹にあるので、湖岸からの参道は808段と言われる石段(@_@)
今回は車で9合目まで上ったので、石段を歩くのは100段ほどでしたが、
それでも、かなりきつかったです(^^;
境内はこんな感じ。
本堂のうしろには
「六処権現影向石(ろくしょごんげんようこうせき)」という大きな岩が。
って、この写真じゃ大きさが伝わりにくいですが。(^^;
*-*-*
重要文化財の三重塔は、現在、こけら葺の屋根の葺き替え修理中。
修理現場は、見学用通路から自由に見られるようになってます。
(平成26年1月中頃まで)
撮影禁止だったので、写真はないけど、
今回は特別に、こけら葺の作業を間近で見学させてもらえて、
その職人技に感動でした。
修理中の今は、こんな風景だけど、
修理が終わったら、パンフレットのような風景が見られるのね。
楽しみ楽しみ。
*-*-*
鐘楼も重要文化財。
裏手にある巨石「修多羅岩(すたらいわ)」は、武内宿禰のご神体、だそうです。
*-*-*
太郎坊権現社。
祀られているのは、太郎坊という大天狗。
もとは、長命寺で修行をしていた普門坊という僧で、
厳しい修行の結果、超人的、神がかり的能力を身につけ、
大天狗になって、寺を守護しているのだとか。
屋根に覆い被さるような巨石は「飛来石」。
愛宕山に移り住んだ太郎坊が、長命寺を懐かしく思って、近くにあった大岩を投げ飛ばし、長命寺の境内に突き刺ったものだそうです。
しかし、懐かしく思ったからって、近くにあった大岩を投げ飛ばすとは・・・
さすが天狗の考えることは違うわあ
太郎坊権現社からは、琵琶湖も一望。
ちょっぴり空飛ぶ天狗気分が味わえます。
*-*--*-*-*
長命寺から坂を下って、長命寺山中腹へ。
ちょこっと山に入ると、中世のものらしきお墓?がたくさん。
誰のものかとか、どこで作られた墓石かとか、
詳しいことはまだよくわかっていないそうな。
地面はふかふか。
なんだか不思議~な雰囲気の場所でしたよ
*-*--*-*
見学の後は、納屋孫さんで、おひるごはん~。
鯖ずし、フナの子まぶし、ヒウオ、モロコ、本鴨・・・と琵琶湖の冬の味満喫
特に、天然本鴨を、秘伝の出汁で炊いたという鴨鍋は、めちゃうまでした。
鴨さん、はるばる渡ってきてくれて、ありがとう
ってなところで、遠足終了~。
お酒も入り、和やかな雰囲気で、楽しゅうございました。
*-*-*-*-*
帰りは、近江八幡で途中下車して、ちょこっとおやつ。
◆クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ
近江八幡駅からバスで10分くらい。
日牟禮八幡宮近くにある洋菓子屋さん&カフェ。
いただいたのは、焼きたてバームクーヘン472円とアールグレイティー472円。
左の写真、食べかけでスミマセン。
バームクーヘンは、ほんのり温かく、ふわふわで、こっくりした味わい。
クラブハリエのお店は、梅田にもあるので、バームクーヘンはよく買うけど、
家で温めて食べるのとは全く違うおいしさがありました。
また行きたいけど、休日は混んでそう
« リーガルパイ! | トップページ | 京都で食べもの三昧 »
コメント