新春福風呂敷
お正月と言えば福袋。
「丹波立杭焼」の産地にある「丹波伝統工芸公園・立杭陶(すえ)の郷」の窯元横丁では、
焼き物がセットになった「福袋」ならぬ「福風呂敷」が販売されるというので、のぞきに行ってきました。
「丹波焼」は、瀬戸、常滑、信楽、備前、越前と並ぶ日本六古窯(にほんろくこよう)の一つ。
陶の郷は、丹波焼の展示販売をしている窯元横丁や、陶芸教室、レストランなどがあって、入園料は200円。
1/2~3は、入園無料で、昆布茶のサービスなどもありました
窯元横丁では、55の窯元の焼き物が展示販売されているので、
まずはじっくりと見て回り、好みの作風の窯元さんを見つけてから、福風呂敷売り場へ。
(福風呂敷には参加していない窯元さんもあるけど)
福風呂敷自体も、中身が写真で表示されている物、品名が詳細に書かれている物、
ざっくりとした内容だけしか書かれていない物、といろいろで、迷いまくりましたが、
最終的に、このふたつをチョイス。
山五陶勝窯さんの五千円のものと、丹波まるいち窯さんの三千円のもの。
どちらも、想像以上にステキで遣い勝手のいいものが入っていて、大満足でした。
今年もいい年になるといいな♪
*-*-*-*
ランチは、陶の郷にあるレストラン「獅子銀」で。
しし鍋うどん(1500円・税別)と、丹波の牛とろ飯(1200円・税別)。
しし鍋うどんは、さらっとした味噌味で、野菜たっぷり。
ごはんもついているので、おなかいっぱいに。
牛肉に、きめ細かな味付けとろろの牛とろ飯は、
「三日とろろ」のこの日にピッタリ(?)。
*-*-*--*-*-*
食事の後は、陶の郷でいただいた招待券で、兵庫陶芸美術館へ。
兵庫陶芸美術館は、
『全県的な陶芸文化の振興を図るとともに、陶磁器を通した人々の交流を深めることを目的として整備され』た施設だそう。
開館して10周年ということで、特別展は丹波焼きにスポットを当てた
「再゛丹波(冬)-丹波の登窯とその時代-」。
焼き物は詳しくないので、楽しめるかなとちょっと心配でしたが、
江戸時代中期から後期の丹波焼がたくさん見られて、丹波焼の歴史もわかり、
展示の章タイトルが、「丹波の行方」、「丹波いろいろ」、「これが丹波の生きる道」、「丹波に包まれたなら」と、歌謡曲のタイトルをもじっているのに、ちょっとクスッとさせられたりもして、かなり楽めました。
開館10周年記念テーマ展×2015年度著名作家招聘事業の「市野雅彦 -軌跡、丹波にて」も、
作品のすごさが感じられて、とてもよかったです。
*-*
この日は、新春特典ということで、丹波焼きの小皿と、
開館10周年記念特別展のポストカードをいただいたりも。
ゆったりとした建物の、居心地のいい美術館だったので、今度は、ちゃんと観覧料を払って見学するよー。
素敵な窯元巡りでしたね。
しし鍋うどんもおいしそうですね。
去年素敵な備前焼の作家さんの作品に出合いました。
そして私もチョットだけ、陶芸をしてみました(現在進行形でもありますが・・)
陶芸も知れば知るほど楽しいですね。
投稿: novchan | 2016.01.08 22:21
novchanさん>こんにちは~。
買ってきた食器を使ったら、レトルトカレーもカフェごはんのように美味しそうに見えて、
器の力ってすごいなあと思いました(笑)。
備前焼もステキですよね。そして、ご自分でも作られたのですか(@_@)スゴイ
今度会ったら、お話聞かせて下さい~。
投稿: CHIKI | 2016.01.12 16:43