祇園祭 後祭の宵山
今年は、お祭りの雰囲気が味わえればいいや、ってことで、
混雑していた会所を見ることはせずに、通りをぶらぶら(^^;
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北観音山(きたかんのんやま)さん。
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黒主山(くろぬしやま)さん。
ご神体は、六歌仙のひとりである大伴黒主(おおとものくろぬし)が、
謡曲「志賀」にちなんで、満開の桜を仰ぎ眺めている姿をあらわしたもの。
といっても、宵山の時は、まだ、山にご神体が乗っていないので、
山の上は桜だけ~状態でしたが
町会所になっているマンションの前庭には、黒主山の桜が植えられていたりも。
この桜は、2015年に植え替えられたものだそう。
早く大きくなあれ
◇産経WEST 2015.3.7 祇園祭・黒主山の象徴 桜を40年ぶり植え替え
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黒主山の斜め向かいにある帯問屋 誉田屋源兵衛の前には、
たくさんの鯉が描かれた巨大な幟(のぼり)が。
2008年に、創業270年を記念して、木村英輝氏が製作した「登り鯉」。
毎年1匹ずつ鯉が増えているそうで、今年は278匹。
金色の鯉や、新しく描かれた鯉を見つけられたら、いいことがあるんだとか。
来年は、もっとじっくり見て、がっつり見つけなければっ(笑)。
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大船鉾(おおふねほこ)さん。
船首には、幕末の禁門の変(=蛤御門の変 1864年)で焼失して以来、
約150年ぶりに復元新調されたという「龍頭(りゅうとう)」が。
高さは、約2メートル。
ウワサによると、分割して収納できるようになってるらしいです。スゴイ
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鷹山(たかやま)さん。
鷹山は、応仁の乱以前から巡行していた由緒ある山鉾で、
「くじとらず」の大きな曳山だったそうですが、
1826(文政9)年の大雨で、懸装品が損傷して、翌年から巡行に参加できなくなり、
更に、1864年の元治の大火では、殆どのものを焼失
約190年もの間、巡行に参加しない、「休み山(やすみやま)」となっていますが、
宵山の期間は、居祭(いまつり)として、ご神体が飾られています。
御神体の「鷹匠」「樽負」「犬飼」の御三方さん。
鷹や犬を連れたお二方もかっこいいけど、
粽を食べてる樽負さんも、かなりいい味出してます。
授与品の「鷹みくじ」は、500円。
おみくじは、お腹の中。
平成38(2026)年までの巡行復帰を目指しているという鷹山さん。
寄付は、一口1000円から受け付けているそうです。
私も協力しようかしらん。
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夕食は、御池通沿いにあるこちらのお店で。
◆鳳城
閉店後に撮ったら、なんだか怪しい写真になっちゃった
町家を改装した店内で、京都らしい、やさしい味の中華料理がいただけるお店。
担々麺で有名みたいですが、炒飯や焼きそばも、おいしいです。
そしてそして、今回いただいて、 (゚Д゚)ウマーだったのが、「うなぎのみそ炒め」900円。
甘味噌味のうなぎを、野菜と一緒に米粉の皮で包んでいただくという、
北京ダックのうなぎ版みたいなお料理。
次は一人で一皿抱えて食べたいわ(笑)。
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食事の後は、お散歩がてら、四条通の八坂神社御旅所(おたびしょ)へ。
7月17日の神幸祭から24日の還幸祭までの間、八坂神社のお神輿が置かれる場所。
御神輿に乗っているのは、素戔嗚尊 (すさのをのみこと) ・櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと) ・八柱御子神 (やはしらのみこがみ)だそう。
祇園祭りの山鉾巡行は、神様が乗った御神輿が通る前に、道を清めるものだったんですね。
来年は、神幸祭や還幸祭も、見学してみようかな。
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