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第16回 瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ 3日目

 第16回 瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ 2日目からのつづき 

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お宿で朝ごはん。

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昨晩食べすぎて、朝になっても、あまりお腹が空かなかったので、
ごはんは無しで、おかずとお味噌汁だけいただきました

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今日歩くのは、【G 日本遺産・「四国遍路」独自の巡礼文化コース】20Km。

平成27年4月に、『「四国遍路」~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~』が
日本遺産に認定されたことを記念したコースで、
今治市内にある四国八十八箇所の札所6寺社を巡ります。

今年は、丙申(ひのえさる)のうるう年。
うるう年に、札所を「逆打ち」で回ると、御利益が3倍UP
そして、丙申のうるう年に、逆打ちすると、弘法大師に巡り会えるという言い伝えもあるのだとか。

逆打ちは、自分で回ろうとすると、案内板などが見づらいため、難易度が高いと聞きましたが、
今回のウオーキングルートは、ほぼ逆打ち。
ありがたく歩かせていただきます。

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 8時00分

今日もゆるキャラちゃんと、瀬戸内しまなみ大使(あ、今日は二人もいる!(笑))に見送られてスタート。

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シャトルバスで、国分寺のバス停まで移動して、ウオーキングスタート。

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 8時25分 国分寺

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59番札所。

天平13(741)年に開創したとされるお寺で、
3代目住職の時に、弘法大師が訪れ、五大尊明王の絵を描いて奉納し、霊場と定めたのだそう。

境内に立っている「握手修行大師」さんは、
握手をしてお願い事をすると、その願いをかなえてくれるそう。

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お大師さまは、お忙しいので、お願い事は一つだけ。
「ひとつだけ」と言われると、何をお願いしたらいいか、迷っちゃいますね。

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彼岸花の咲く道をてくてく。

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田んぼの真ん中で、まあるくこんもりしている場所は、鎮守の森かな? それとも古墳?

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朝倉地区のマンホール蓋。

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イチゴのゆるキャラ?

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「根上がり松」の碑と、一本松古墳。

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説明書きには、、
「県の天然記念物に指定された松の巨木があり、根の形から根上がり松と呼んだ。
昭和55年、虫害のため枯れ、風で倒れてしまった。
根元から銅鏡が出土した。松は古墳の上に植えられた一里塚であろうか」
と書かれてました。

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 9時35分 牛神古墳公園接待所

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このあたりは、梨の産地として有名なようで、
新高(にいたか)という品種の梨をいただきました。
みずみずしくて、歯ごたえしっかり、おいしかったです。

古墳もいっぱいあるみたいですが、ここは、倍塚をちらっと見ただけ

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 10時00分 玉川村に入ります。

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道路脇の小道には、「へんろ道」の案内板が。

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ここを歩いたら、気持ちよさそうだけど、ひとりだとちょっとコワイかな。

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第58番札所 仙遊寺への道。

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ウオーキングのコースは、仙遊寺本堂までは行かず、参道入り口を通過するだけ。
仙遊寺の本堂までは、ここから1.5km、徒歩で約45分の道のりだそう。
行こうかどうしようか、ちょっと迷ったけど、道がよくわからなかったのと、
この先のペース配分がつかめてなかったので、今回はパスすることに…。
予習不足を反省です

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「名物手づくりアイスクリーム」にひかれて、ちょっと休憩。
(お店の名前、チェックし忘れました

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アイスクリームは、ひとつ100円。
「お安いですね」と言ったら、「お接待価格です」だそう
冷たくて、サラッとした口当たり、とてもおいしかったです♪

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お店の外に置かれている自販機には、なぜかメイド服の萌えキャラ。
ここは、尼僧キャラとかの方がいいと思うな(笑)。

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栄福寺へ。

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第57番札所。

ここのお寺の住職さんは、24歳の時、書店員から住職になられた方。
「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載していた「坊さん。57番札所24歳住職7転8起の日々。」が、
「ボクは坊さん」という本になっていて、昨年、映画化もされたそう。

四国八十八ヶ所霊場 第57番札所 栄福寺「山歌う」

ほぼ日刊イトイ新聞
映画『ボクは坊さん。』公式サイト

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送料無料/ボクは坊さん。/白川密成
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真摯に、でも、楽しみながら、物事を突き詰めて考えている感じが新鮮で、 仏教に対して、こんなアプローチもアりなんだなあ、と、ちょっと目から鱗の一冊でした。

映画も見なきゃ。

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またまたへんろ道の案内板。

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なんか、つい、足を踏み入れたくなるような、魅力ある道が多いですね。

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老人施設の方々からのお接待。

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車いすに座ったおばあちゃまが渡してくれた袋の中には、みかんとお菓子。
ニコニコしながら、手を握って、「元気でねー」と言ってくれて、なんか涙が出そうになりました。
お天気が良くて、暑かったので、冷たいおしぼりもありがたかったです。

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こぼれそうな涙をこらえつつ、へんろみちをてくてく。

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泰山寺

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第56番札所。

水難に苦しんでいたこの地を訪れた弘法大師が堤防を築き、
「土砂加持(どしゃかじ)」の秘法を行ったところ、
満願の日に延命地蔵菩薩が現れたので、
その姿を像に刻んで本尊として安置したのがはじまりというお寺。

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 11時10分 小泉集会所(チェックポイント&昼食会場)

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事前に注文しておいたお弁当を受け取って、お昼ごはん。
この日のお弁当は、JAおちいまばりグループの「さいさいきて屋」さんのもの。
3日間のお弁当の中で、1番豪華でした。ごちそうさま!

さいさいきて屋 - JAおちいまばりグループ

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196号線をてくてく。

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延命寺

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第54番札所。

山門は、元々は今治城門のひとつだったもので、
明治年間に、今治城を取り壊したときに、譲り受けたものだそう。

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本堂↑と大師堂↓

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ここでは、地元の自治会の方のお接待で、「パン豆」をいただきました。

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このあたりでは、ポン菓子のことを「パン豆」とか「パンパン豆」と言うんですね。
地元の小学生手書きのメッセージと、素朴な甘さ、
手渡してくれた子ども達の素朴な可愛らしさに、心が和みました。

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南光坊への遍路道をてくてく。

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高台に立派なお城が建ってるなーと思ったら、「城山ハイツ」というマンションでした。

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この写真だと、おんまりよくわからないと思うけど、
天守閣とか、ホンモノのお城みたいで、ホントすごかったの。
こんなおうちに住んだら、楽しいでしょうねえ。

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電柱にも「遍路」の札。

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 13時15分 南光坊

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第55番札所。

元々は、大三島にある大山祇神社の別宮として創設されたもので、
八十八ヵ所のうち、ここだけに「坊」という名が付いているそう。

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仁王門の広目天サマが、超イケメンで、目が離せなくなったり、
金毘羅堂の狛犬くん?の独特なポーズが可愛かったり。

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 13時40分 ゴール\(^O^)/

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IVVの認定距離は21kmでした。

GPSのログはこんな感じ↓
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いいお天気の中、のどかな道を、のんびり歩くのが、とても心地よくて、
後半は、歩き終わってしまうのが、もったいないような、淋しいような気持ちになるほど

今回は、お寺を「巡る」だけだったけど、ちゃんとしたお遍路も、してみたくなりました。

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会場では、40kmコースを歩いてきたウオーキングの先輩方とも合流して、完歩乾杯

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これで二人分のビール(笑)。
1杯200円で飲めるなんて、ホント、すばらしいです

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参加者は、3日間で、のべ5470人だったそう。
スタッフの方々、お接待して下さった方々、一緒に歩いて下さった方々、お話して下さった方々、
ありがとうございました~

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最後は、今治のB級グルメ「焼豚玉子飯」で、晩ごはん。

チャイナダイニング白楽天

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まかない飯だった焼豚玉子飯を、メニューとして最初に登場させた、
焼豚玉子飯の元祖とも言えるお店。

いただいたのは、焼豚玉子飯に、スープ、エビマヨ、サラダ、杏仁豆腐、ドリンクが付いたレディースセット1,100円。
焼豚玉子飯を普通サイズにしてもらったので、お値段は100円プラスの1,200円です。

ふんわり柔らかい焼き豚と、とろ~り半熟卵に、甘辛いタレがよく合って。わしわし掻き込みたくなるおいしさ。

タレも売られていたので買っちゃいました。
これで、家でも焼豚玉子飯三昧さっ。ひゃっほー。

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そして、今治港から無料シャトルバスで東予港に行き、フェリーで大阪に帰りました。

今治港には、「はーばりー(みなと交流センター)」という、オシャレな施設が。
カフェやレストランもあるので、バスの待ち時間に利用できて、よかったです。

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--- 第16回 瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ 終わり ---
 来年もまた参加できるといいな

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コメント

三日間お疲れさまでした。

遍路道コースは懐かしいですね。
今治周辺は比較的平坦な所に霊場があるので歩きやすかったですが、
58番仙遊寺はあそこから厳しい石段を登った山の上にあります。
お参りした後舗装路まで打ち戻ってきたのを思い出します。

しまなみは縦断コース以外に色々なコースがありいいですね。
来年以降もいい天気を期待してリベンジしたいです。

ちゅうさん

3日間、とても楽しかったです♪

仙遊寺は、あそこから、山道だけではなく、石段も上らなくてはならないのですか(@_@)
なら、今回はパスして正解だったかも(^^;

しまなみは、気持ちよく歩けるコースが多くて、いいですよね。
参加するのが楽しみな大会のひとつになりました。

では、またお会いできるのを楽しみにしています。

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