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阪急ハイキングで打越山へ

「阪急ハイキング ウイークデーシリーズ」の「打越山から水平道・保久良神社コース」に参加してきました。

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「阪急ハイキング」は、阪急電鉄が主催して、年間約30回ほど開催されているハイキングイベント。
事前申込不要&参加費無料で、元気な人なら誰でも参加できます。

始まりは1934(昭和9)年で、電鉄会社系のハイキングイベントとしては、日本一の歴史があるそうです(@_@)

阪急ハイキング

今回は「身近な山から絶景を望む」というサブタイトル?がついた約9kmのコース。
集合場所までの交通手段には、もちろん阪急電車を利用です(笑)。

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スタート地点は、阪急神戸線・御影駅(神戸市東灘区)のすぐ近くにある深田池公園。
もともとは、農村時代のため池だったところだそうです。

集合場所の目印の旗も、阪急電車と同じマルーン色。
受付時間(10:00~10:30)内にスタッフさんから地図を受け取って、順次スタートします。

10:20

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まずは住宅街をてくてく。

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阪急の御影・岡本・芦屋川あたりは、高級住宅街。
想像以上に大きなお屋敷がたくさんで、びっくり

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若宮八幡宮表参道を通り、白鶴美術館の前へ。

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白鶴美術館は、白鶴酒造の七代目当主・嘉納治兵衛の収集品を展示している美術館で、
開館は昭和9年。
国宝2件、重要文化財22件を含む約1450点の作品を所蔵しているそうです。

白鶴美術館

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住吉川にかかる落合橋を渡ります。

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川沿いの道路には、「水災記念」と刻まれた碑が。

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1938(昭和13)年7月に発生した阪神大水害は、昭和の三大水害といわれる大災害で、
この住吉川も氾濫し、地域に多くの被害をもたらしたそう。
台座の右脇には、最高時の洪水水位が刻まれていました。

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「太陽と緑の道」をてくてく。

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「太陽と緑の道」は、神戸の豊かな自然を気軽に散策し、人と自然のふれあいを図ることを目的として
昭和47年設定された総延長ハイキングコースだそう。

神戸市:自然歩道「太陽と緑の道」

アスファルトの坂道から、荒神山新道へ。
いっきにハイキング感が増します。

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狭い道&上り坂で、渋滞発生中
山の空気を楽しみながら、のんびり進むことにします。

道路脇のただの草ぼうぼうの場所が、水車小屋跡地だったりも。

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「江戸中期から昭和初めまで動いていた水車小屋跡地です」と書かれていました。

住吉川には、17世紀はじめから水車が架けられ、
菜種や綿種の油を搾ったり、酒米を精製するのに利用されていたそう。
明治末から大正中期の全盛期には、80余棟の水車があったそうです。

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五助分岐を打越山方面に進みます。

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「飲用に適していません」の表示がある湧き水を横目に、

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その水が流れて滑りやすくなっている坂道を下って、橋を渡り、

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上り坂をえっちらおっちら。

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要所要所に注意書きやアドバイス、激励のコトバが書かれていて、気持ちが和みました

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12:00 打越山山頂。

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標高は481.6m。

ここでお昼ごはんにしている人もいたけど、
山頂は狭く、眺望もきかなかったので、
コースマップに「昼食ポイント」と書かれていた七兵衛山へ向かうことに。

(七兵衛山への分岐には、スタッフさんがいて
「ここから10分くらいの上り坂です。体力がある方はどうぞ」と案内してました

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12:18 七兵衛山山頂。

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標高は462m。
こちらの山頂も、そんなに広くないけど、眺望はバツグン。
ベンチも数カ所あって、景色を眺めながら、気持ちよくお昼ごはんがいただけました。

20分ほど休憩して再スタート。

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けっこうな坂道を下って下って、メインルートと合流。

水平道をてくてく。

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コースマップで、もうひとつの「昼食ポイント」となっていた場所も、バツグンの眺望でした。

またまた急坂を下って、保久良神社へ。

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保久良神社は、須佐之男神、大歳御祖神、大国主命、椎根津彦命を祀る神社。

弥生時代の遺跡、土器などが出土した古代祭祀に認定されていて、
日本の未知の古代文明「カタカムナ」の遺跡としても知られているそう。

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眼下には大阪湾。
鳥居前にある石灯籠は、古くから「灘の一つ火」と呼ばれて、海上の船人の目印にされてきたそう。

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神社から紅葉の残る道を下り、

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岡本商店街を通って、14:00 岡本好文園ホールでゴール\(^O^)/

「イコ!イコ!手帳」をもらって、スタンプを押してもらいました。
スタンプ10個でドリンク、15個で記念品と交換してもらえるそうです。

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この日の参加者は、666人だったそう。

人が多くて歩きづらい箇所もあったけど、概ねマイペースで歩けたし、
スタッフさんも多く、案内表示もわかりやすくてよかったです。

街歩きと違ってハイキングは単独行しづらいけど、こういうイベントなら安心して歩けていいですね。
機会があったら、また参加しようと思います(スタンプ貯めなきゃだし(笑))。

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ハイキングの後は、こちらのお店でごはん。

◇机の部屋 オムライスセット850円

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阪急岡本駅から歩いて5分くらいの所にある喫茶店&パブ。

オムライスは、デミグラスソースかケチャップが選べるので、デミグラをチョイス。
中のライスはビーフ味?
ちょっぴりスパイシーな味付けのソースとよく合って、おいしかったです。

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そして、岡本駅で下車することはめったにないので、
テレビや雑誌などで名前をよく見かけるパン屋さんにも行ってみました。

◇フロイン堂

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1932年創業という老舗パン屋さん。
パンは、手ごね&レンガ窯で焼いているそうです。

今回購入したのは、食パン1/3本270円、くるみパン小230円、バターケーキ小570円。
人気商品の食パンは、予約で完売という日もあるそうですが、
私が通りかかった時には、「食パンあります」の貼り紙があって、買うことができました

食パンは、外はパリパリ、中はふんわりもちもち。
人気商品なのが納得のおいしさでした。

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阪急岡本駅。

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阪急の駅は、駅前ロータリーなどがない、小さい駅が多い気がします

新名神高速道路部分開通記念ウオーク

のせでんハイキング特別企画「新名神高速道路部分開通記念ウオーク」に参加してきました。

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新名神高速道路の高槻JCT・IC~川西IC間が、12月10日に部分開通することを記念した、
開通前の高速道路上を歩くことができるというウオーキングイベントです。

コースは10kmの「一般の部」と、5kmの「ファミリー・初心者の部」のふたつで、
募集人数は各コース1,500人ずつ。

参加にはエントリーサイトからの事前申し込みが必要で、
参加料は大人1人300円(+決済手数料200円)でした。

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イベントを主催している「のせでん(能勢電鉄株式会社)」は、
兵庫県川西市の川西能勢口駅と、妙見山や日生ニュータウンなどを結ぶ鉄道やケーブルカーを走らせている会社。

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阪急電鉄の子会社ということで、車両は阪急のおさがりで、阪急と同じマルーン色の塗装です。

能勢電鉄

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受付場所の新名神高速道路工事用車両通路は、能勢電鉄・平野駅から歩いて15分くらい。

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事前に送られてきていた参加証を渡して、

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コースマップと参加記念のポストカード(1枚目の画像)を受け取ったら、順次スタート。

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まずは、工事用車両道路を3kmほどてくてく。

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工事用車両は、止々呂美トンネルの上を通っているそうで、じわじわと上り坂。
途中、川西の街を見渡せる場所があったりも。

新名神を上から俯瞰し、関係者以外立ち入り禁止の柵内へ。

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高速道路をバックに記念パネルと撮影できるポイントは、順番待ちの人で行列ができていたので、
横からパネルだけ撮影

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いよいよ本線に入ります。

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上り車線を歩いて、止々呂美(とどろみ)トンネルへ。

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アスファルトも、センターラインも、避難誘導表示板も、非常電話ボックスも、できたてピカピカ

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路肩に設置されている「視線誘導標(デリネーター)」。
ただの丸い板だと思っていたけど、こんな形をしてたんですね。

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2kmほど歩いて、トンネルを出ます。

振り返って見た、上り車線の止々呂美トンネル。

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砕石上の崖は長尾山の頂上。

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工事車両用の回転場で、私たちも折り返し。

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箕面有料からの合流車線も歩いてみたりしながら、止々呂美トンネル上り線へ。

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トンネル内で緑色に光っているのは、クリスマスイルミネーション…ではなくて(そりゃそうだ)、
「ペースメーカーライト」という渋滞緩和のための設備。

長い上り坂などに設置して、進行方向に沿って一定の速度で移動点滅させることで、
運転者が自車の速度低下を意識して、一定速度(ここの場合は時速80km程度)に誘導され、
交通の流れがスムーズになるのだそう。

NEXCO西日本 | E1A新名神高速道路 | 技術的な取り組み


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ピカピカのジェットファン(トンネル換気設備)を見上げたり、
非常口の中を覗かせてもらったりしながら、トンネル出口へ。

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平野橋と塩川橋を通って、川西トンネル下り車線へ。

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止々呂美トンネルより川西トンネルの方が、アスファルトがテカテカして見えたけど、気のせいかしら?

1km弱歩いたところで、避難連絡坑を通ってUターン。

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今度は、上り車線を歩いて、塩川橋に戻ります。

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新名神下り車線と能勢電鉄塩川橋梁と国道173号線の交差
(金網越しに撮ったので視界が悪いですが)。
反対側に見えるお城のような建物は、大阪青山大学の歴史文学博物館。

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ふたたび工事用車両道路を歩いて、ゴール。
参加記念として、花の苗もいただけました。

GPSのログはこんな感じ↓
(クリックするとちょっとだけ拡大します)

Map

といっても、トンネル内はGPSが受信できてないので、かなりアバウト。
そして、グーグルマップにはまだ新名神高速が表示されていないので、
どこ歩いてんの?って感じですが

普通ではじっくり見ることができないものを、いろいろ見られたし、
順次スタートで人が適度にばらけていたので、
自分のペースでガンガン歩く事ができて、とても楽しく気持ちよかったです

またどこかで開通記念ウオークがあったら行きたいわ。

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帰り道。
平野駅に戻る途中に、三ツ矢サイダー発祥の地があったりも。

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三ツ矢サイダーは、この地から湧き出た炭酸水をびんに詰め「平野水(ヒラノスイ)」として製造したのがはじまりで、
大正時代にはこの場所に東洋一を誇る飲料水工場があったそう。

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西宮工場への移転で、工場の建物はなくなったそうですが、
説明看板によると、大正天皇が皇太子時代に御用達の「御料製造所」や、源泉井戸が現存しているそう。
以前は記念館があって、見学もできたらしいですが、今は中に入ることができないようで、残念です

アサヒ飲料 「三ツ矢」の歴史|Asahi SOFT DRINKS History

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お昼ごはんは、平野駅近くの「かつアンドかつ」で、
広島の牡蠣フライとロースかつ膳(牡蠣フライ2個) 1,598円(税込)。

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「かつアンドかつ」は、大阪、兵庫、奈良、京都に13店舗がある、ダスキン系のフードチェーン。

大ぶりの牡蠣フライと具がたっぷりのタルタルソースに、さくさくでやわらかなとんかつ。
ごはん、味噌汁、キャベツ、漬け物はおかわり自由で、
ウオーキングの後のガッツリごはんにぴったりでした。

かつアンドかつ

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