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初春文楽公演第2部

第2部の

「冥途の飛脚(めいどのひきゃく)」
 淡路町の段
 封印切の段
 道行相合かご

「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」
 阿古屋琴責の段

を見てきました。

(第1部を見たときの記事はコチラ→

1901220001

劇場入り口は、門松もとれて、通常モード。
初春公演は、松の内(関東だと7日までだけど、関西なので15日まで)に行った方が、
お正月らしい華やかな気分が味わえていいかもですね。

♪「冥途の飛脚」は、惚れた遊女・梅川を身請けするために、勢いで公金を横領してしまう飛脚屋の息子(養子)の話。
主人公の忠兵衛、見かけはいい男なのに(いい男だからか?)、だめんず過ぎで、
こんな男に惚れられてしまった梅川に同情しちゃいました。

「鼻をかむ」=「遊郭通い」というのは、イヤホンガイドを聞いてなかったら、わからなかったかも。
うーん、勉強になりました。


♪「壇浦兜軍記」は、華やかで、でも落ち着きと貫禄のある傾城阿古屋の動きに、
ちょっびり初音ミクちゃんを思い出したり。

代官の岩永は、滑稽な動きが、身近にいるオヤジのよう。
役としては、情と理のある重忠より、魅力的かも?

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コメント

自分も1/11に観て来ました。ん?その日は平日なのに16:00からの第2部に間に合ったの?という突っ込みはなしでお願いします…
冥土の飛脚は言葉が難しくてよくわからないところが多々あり、何度か寝てしまったところも…外国人の方が何人もいてびっくりもし、果たして理解できていたのかな?と思ったりもしたのですが、もしかしたらイヤホンガイドでバッチリだったかも知れませんね。でも最後の雪がチラチラ降るなかでのシーンにはこころ打たれました。
チラシを見て気づいたのですが、竹本織大夫さんは1部も2部も両方でていたみたいでびっくり。居眠りしながら座って観てるだけでも疲れてしまうのに、すごい体力・集中力です。
文楽劇場は久しぶりだったのですが、緞帳もかわったようでこれにもびっくり。とにかく「びっくり」が多かった1日でした。

マサさん
1/11にご覧になっていたのですね。
いろいろ突っ込みたいところですが、我慢しておきます(笑)。
私は、第1部を1/11に見たので、ロビーですれ違ったりしてたかも?

「冥途の飛脚」の道行きは、絵的にも心情的にも、グッとくるものがありましたよね。
イヤホンガイド、私はほぼ毎回お世話になってますが、いいタイミングで解説が入るので、オススメですよ-。(といっても、うとうとしてしまうときも多々ありますが

織太夫さんは、第1部の「伽羅先代萩」では、病気休演の咲太夫さんの代役として、
「政岡忠義の段」も語られていました。
確かに、見るだけでも昼夜通しはキツイのに、すごい体力と集中力ですよね。

4月からは、仮名手本忠臣を三公演連続で全段上演だそうなので、
体力と集中力を付けて観劇に挑みたいと思います(笑)。

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