NARUTO歌舞伎
京都南座で上演中(6/2~6/26)の「南座新開場記念 新作歌舞伎NARUTO -ナルト-」を見に行ってきました。
◆南座-松竹
◆新作歌舞伎NARUTO-ナルト-|南座ー歌舞伎人(かぶきびと)
原作は、週刊少年ジャンプで1999~2014年に連載されていた岸本斉史作画のマンガで、
落ちこぼれで問題児の主人公「うずまきナルト」が、周囲のオトナや仲間たちに導かれ、助けられながら成長していく、
ジャンプマンガの王道!って感じの物語。
コミックスは全72巻+外伝1巻。
アニメ化もされ、15年近く放映されていました。
◆『NARUTO-ナルト-』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
◆テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝
今回の歌舞伎では、その72巻の壮大なストーリーの枝葉をバッサリと整理し、
幹の部分をギュギュッとコンパクトに(といっても上演時間は3時間超えだけど)まとめなおしたって感じ。
マンガやアニメでは、登場人物もサブストーリーも多く、
見逃していたり、つながりがよくわからなくなっていたところがけっこうあったので(^^;、
「ああ、そういうことだったのかー」という発見が多くありました。
板東巳之助のナルトは、序幕の頼りなく子どもっぽい感じ(児雷也と一緒にいるシーンとか、可愛すぎて抱きしめたくなった(笑))から、修行を経てしっかりと頼もしく成長していく表現がお見事。
中村梅丸のサクラちゃんの可愛らしさや、市川笑也の綱手さまの美しさには、歌舞伎の女形のすごさを感じました。
市川笑三郎の、アニメキャラが実体化したような大蛇丸(おろちまる)も良かった~。
(アニメの大蛇丸、大好きなんです(笑))
「附け」で迫力増し増しの立ち回りや、本水を使った演出にもビックリでした。
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そうそう、イヤホンガイドは、保証金無しの700円で借りることができました。
ナビゲーターは、お笑い芸人の天野ひろゆき氏。
サクラちゃんとカカシ先生も、立ち回りの途中で「キャイ~ン」ポーズをしていたような?
アニメ版の声優さんたちによる特別放送で、開演前や幕間も楽しめました。
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お席は5,500円の三等。
3階の後ろの方で、座席の間隔はLCC以上に狭かったけど(笑)、舞台も花道もよく見えて観劇には支障なし。
臨場感はないけど、ちょっと気になる演目を見てみたい~って時には良いと思います。
この日は外国の方も多くてインターナショナルな雰囲気でした。
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幕間のお弁当は、京都タカシマヤで買ったコチラで。
◆北見世 寿し政 ちらし寿し 1,404円
色合いは地味だけど、味のバランスは抜群。
マグロもイカも穴子も海老も椎茸煮も錦糸卵も、どれもおいしく、
量も多すぎず少なすぎず、幕間に余裕を持っていただけてよかったです。
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終演後の南座。ライトアップされていてキレイでした。
四条通は、夜遅い時間になっても外国の人でいっぱいで、びっくりでした(@_@)
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