週末乗り放題きっぷで列車旅(4)志国土佐時代の夜明けのものがたり
窪川駅からは、「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり 開花の抄」に乗車。
かっぱうようよ号とのツーショット。
幕末の志士たちが夢見た時代の夜明けを感じる旅がコンセプトの列車で、
大海をゆく蒸気船がモチーフという1号車クロフネと、
レトロSFで描かれた空想科学上の宇宙船をイメージしたという2号車ソラフネの2両編成。
クロフネの車体側面には龍馬さんの姿も。やっぱ高知と言ったら龍馬さんじゃね。
乗車には、乗車券の他に特急券(1,200円)とグリーン券(1,300円)が必要です。
◆高知を走る観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」
車内はこんな感じ。
←1号車クロフネ 2号車ソラフネ→
キラキラ豪華で、スペースオペラの舞台のような雰囲気でした。
*-*-*
最初の停車駅は、土佐久礼駅。
こちらの駅では、久礼大正町市場が出張販売をしていたりも。
あいにくの雨でしたが、下車するときは傘を貸してもらえました。
かつおハランボ串(200円)とかつおちちこ串(200円)を購入。
ハランボというのは。鰹の腹の部分、ちちこというのは心臓だそう。
はらんぼは脂がのっていて、ぷりぷりとした食感、
ちちこは、レバーのような濃厚なお味。
どちらもお酒によくあうおいしさでした。
焼きたてなら、さらにおいしいんだろうなー。
久礼大正町市場、行ってみたくなりましたよ。
◆久礼大正町市場.com
*-*-*
土佐久礼駅を出発すると、お食事が運ばれてきます🍴
食事は事前予約制で5,000円(税込)。
開花の抄のお食事は、沿線自治体の代表施設が地域の自慢料理を積み込むという
「高知家満喫”土佐のおもてなし”コース」。
四万十ヒノキのお重の中は、中土佐町の「和食・宴 あずま」さんのお料理。
筍の土佐煮、四万十ターキーの八幡巻き、久礼とれ鰹の藁焼きたたきなど、
高知らしいおいしいものがいっぱいでした。
雨の海岸を眺めながら、もぐもぐ。
仏手柑酒800円もいただいて、ほろ酔い~(笑)。
家族は「高知の地酒3種飲み比べ」1,500円を。
この日は、司牡丹の船中八策、亀泉の純米吟醸原酒CEL-21、司牡丹の土佐宇宙酒〔宇宙龍〕純米吟醸の3種。
列車を模したカップホルダーは、
アテンダントさんに聞いたら持ち帰りOKとのことだったので、いただいてきました。
紙製だけど、かなりしっかりした作りなので、飾っておくのにもよさそう。
*-*-*
須崎駅に停車。
こちらでは、なんと、須崎町のマスコットキャラクターしんじょう君のおもてなしが!
しんじょう君から直々に、
クリアファイルやキャンディー、ミレービスケット、コーヒー、
鰹の生節などが入った豪華なおみやげをいただきました。
しんじょう君、いつもいるわけではないみたいなので、超ラッキーでした☆
◆すさきすきキャラ☆しんじょう君
須崎駅では他にも、明徳義塾和太鼓部太鼓衆「魅鼓(みこ)」の演奏があったり、
婦人会の方から、手作りの袋に入ったキュウリをいただいたりと、あたたかいおもてなしいっぱいで、
19分の停車時間があっという間でした。
須崎のみなさん、ありがとう~。
*-*-*
佐川駅は、銀座カフェーパウリスタの創業者の出身地ということで、
食事を注文していた人は、
カフェーパウリスタと同じ焙煎豆を使い、佐川町の地酒・司牡丹の仕込み水で淹れたコーヒーがいただけました。
*-*-*
そして、列車に戻ると、座席にはデザートが。
日高村にある現代企業社の手作りケーキの店「屋根の上のガチョウ」の「仁淀ブルーゼリー」。
色合いもキレイで、お味もコーヒーに良く合う甘さ。めっちゃ美味でした。
現代企業社さんといえば、ずーっと昔、伊予西条のゼウスというお店に行ったことがあって、
お店の雰囲気がよかった&モーニングがおいしかった記憶があるけれど、
2019年に閉店してしまったとのこと💧
屋根の上のガチョウも、雰囲気が良さそうなので、いつか行ってみたいなあ。
◆屋根の上のガチョウ
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車内販売では、車内限定!という「四万十ひのきコースター」と、
ミュージックホンや車内で流れている音楽を収録したオリジナルサウンドトラックCDを購入。
コースター、細工が細かくて、めちゃめちゃステキ。
CDは、家でかけると、旅の思い出がよみがえるのがいいですね。
音楽って大事♪
*-*-*
これで、四国のものがたり列車を一通り乗車したことになるけど、
それぞれ違った雰囲気で、個性があって、楽しめました。
(伊予灘は素朴、千年はしっとり、時代の夜明けはフレッシュ、みたいな。
って、あくまで個人の感想ですが。)
また違う季節やコースで、乗りに行きたいなー。
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