こんぴらさんにお参り
♪こんぴらふねふね おいて(追風)に帆かけて しゅらしゅしゅしゅ~♪
♪まわれば四国は さんしゅう(讃州) なかのごおり(那珂の郡)
♪ぞうずさん(象頭山) こんぴらだいごんげん(金比羅大権現)~♪
香川県琴平町にある金刀比羅宮 (ことびらぐう)、
通称こんぴらさんにお参りしてきました。
呪文のように思っていた「こんぴらふねふね」の歌も、
歌詞がわかって、すっきりしました~(笑)。
観光には、琴平町観光協会のこちらのサイトが、とても参考になりましたよ。
◆こんぴらナビ|こんぴらへおいでまい
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参道下から御本宮までは785段の石段を上ります。
石段には、ところどころに段数が表示された看板が。
77段目と294段目。
朝早くに行ったので、人が少ないです。そしてお店も開いてない💦
365段目には大門。
(「だいもん」と読んでしまっていたけど、「おおもん」なんですね)
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桜馬場
桜はちらほらと咲き始め。
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表書院
こちらには、円山応挙が描いた障壁画があったりも。
入館料は800円。
応挙の障壁画は、以前、あべのハルカス美術館の「昔も今も、こんぴらさん。」展の時に見たことがあったけど、
(ちきんぱすけっとぶろぐ2015.07.09「こんぴら」展と「文楽」展)、
やはり現地の雰囲気込みで見ると違いますね。
ネコのような虎ちゃんも、展覧会の会場にいた時よりのびのびして見えて、可愛いさ倍増でした。
(ただの思い込み)
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手水は、「新型コロナウイルス感染症予防の為、使用をご遠慮頂いております」になってました💧
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神馬(しんめ)の月琴(げっきん)号とルーチェ号。
月琴号は道産子。
ルーチェ号はサラブレッドで、お父さんはG1を4勝したマヤノトップガンだそうですよ。
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こんぴら狗の銅像
「こんぴら狗(いぬ)」というのは、
こんぴら参りに行けない飼い主のかわりにこんぴらさんへお参りした犬のこと。
こちらの銅像は、イラストレーター湯村輝彦氏のデザイン。
こんな大きな札を首にかけて、こんぴらさんまで旅するのは、かなり大変そうですね。
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そして、756段目の御本宮
高い場所にあるので、遠くまで見渡せて、気分爽快。
讃岐富士もバッチリ見えました。
時間が早すぎて、社務所が開いてなかったので、御朱印やお守りはいただけず。
でも、「開運こんぴら狗みくじ」はひくことができました。初穂料200円。
お、キミは、ハルカス美術館にも来ていたこんぴら狗くんではないかね?
おみくじには、願いを叶え、しあわせをもたらしてくれるという、
金色のちっちゃなこんぴら狗も入ってました。
さっそくお財布の中へ。ずっとずっとしあわせでいられますように。
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奥社へも行く気満々だったんだけど、
こちらも時間が早すぎて、参道が開いてなかったので、今回は参拝見送り。
次は社務所がやってる時間にお参りするわっ(苦笑)。
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帰りには、五人百姓の加美代飴を購入。5枚入り500円。
五人百姓というのは、こんぴらさんの境内でものを売ることを特別に許されている5軒のお店のことだそう。
加美代飴は、ゆず風味のべっこう飴。
飴はそのまま口に入れるにはちょっと大きいので、
付属のハンマーで砕いてから食べるようになってるんだけど、
このハンマーが、金色でちっちゃくて可愛い~。
っていうか、私はハンマー目当てにこの飴を買ったと言っても過言ではありません(笑)。
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お参りの後は、日本最古の芝居小屋「金丸座」も見学、と思ったら、
耐震対策工事のため休館でした💧
(休館は令和2年10月1日~令和4年3月18日までの予定だそう)
工事が終わったら。また来なきゃ。
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おまけ。
金丸座向かいの公園で。桜、キレイでした。
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こんぴらさんにお参りに行くなら、この本もおすすめ。
◆こんぴら狗 今井恭子/著 いぬんこ/画 くもん出版
飼い主・弥生の病気平癒祈願のため、
江戸からこんぴらさんまで代参に出されたこんぴら狗ムツキの、旅の道中の出会いと別れのおはなし。
2018年の「第64回 青少年読書感想文全国コンクール」小学校高学年の部の課題図書にもなってます。
装画と挿絵を描いている いぬんこ氏は、
今期の朝ドラ「おちょやん」のオープニングイラストを描いてる方ですね。
著者の今井恭子氏が作品について語っている動画もありました。
資料集めなど苦労されたんですね。
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