文楽鑑賞教室
◆国立文楽劇場
新型コロナ感染症による緊急事態宣言発出で、土日の公演は中止に💧
公演がある平日のチケットは、インターネットの予約サイトだと、
「全日程で中学生・高校生等の団体観劇があり、平日は学校団体で満席の場合もございます。」ということで、
かなりの席が埋まっている感じだったけど、
行ってみたら、びっくりするくらいガラガラでした💧
学校団体の観劇はキャンセルになったとかなのかなあ。
昨年の6月文楽鑑賞教室は、全公演が中止になってしまったので、
今年は上演されるだけでもうれしいけど、早く日常が戻ってほしいですね。
演目は、
五条橋(ごじょうばし)
解説・文楽へようこそ
卅十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい) 平太郎住家より木遣り音頭の段
パンフレット(有料のものより小ぶり)と文楽入門鑑賞のしおりは、
無料でいただけました。
五条橋では、華やかで疾走感ある義太夫と、ダイナミックな人形の動きに目を見張り、
解説では、太夫さんの語りわけや、人形遣いさんのすごさを再発見。
卅十三間堂棟由来では、
夫の梛の木も、枝を切って仲を裂いた悪人も人間に生まれ変わったのに、
なんでお柳ちゃんだけ、人間に生まれ変わることができなかったの?
そして、前世と同じように、また仲を引き裂かれてしまうのね、と
はらはらと散る柳の葉の切なさに涙涙…
と、楽しく、わかりやすく、エモい2時間だったので、
初めて文楽を見る学生さん達の反応、見たかったなー、とつくづく思いました。
*-*-*
そうそう、今回は、初めて左側座席に座ってみましたよ。
席から舞台を見るとこんな感じ。
舞台を斜めから見る形になっちゃうので、首がちょっと疲れるけど(笑)、
床はほぼ正面から見られるので、これはこれでいいかも。
*-*-*
展示室の常設展示「文楽入門~文楽へようこそ~」は、
今回の演目にも出てきた小道具や、
卅十三間堂棟由来のような異類婚姻譚の演目の錦絵などが展示されてました。
ここの展示は、撮影OKのものがたくさんあるのがうれしいところ。
勧進帳の武蔵坊弁慶と、五条橋の弁慶の七つ道具。
同じ「弁慶」でも、演目によって頭や衣装が違うんだそう。
他に、おもしろいなと思った展示品は、
日本テレビのドラマ「恋はDeepに」第4話の台本。
(撮影禁止だったので、台本の写真は無いけど)
このドラマ、見てなかったけど、異類婚姻譚ジャンルだったのかー。
再放送とかあったら、見てみようかしらん。
◆第4話ストーリー|恋はDeepに|日本テレビ
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