夏祭浪花鑑と高津宮
夏休み文楽特別公演の第3部サマーレイトショーを見に、国立文楽劇場へ。
「夏祭浪花鑑」(なつまつりなにわかがみ)は、
4年前に初めて見て、ココロをズキューンと打ち抜かれた演目。
今回も「長町裏の段」では息を呑み、かっこよさ(ああ、語彙力が…💧)にココロ打ち抜かれました。
床本付きの公演プログラムは700円。
今回はカラーページがいっぱいで華やか。
かしらの紹介とか、丸胴の説明とか、めっちゃわかりやすくて良かったです。
次回も、カラーページ多めにしてもらえるといいなあ。
◆国立文楽劇場|トピックス |【夏休み文楽特別公演】解説書はカラーページ満載です!
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「長町裏の段」は、高津神社の夏祭り宵宮の日の話。
高津神社は、文楽劇場から歩いて10分くらいで行けるというので、
観劇前に立ち寄ってみました。
◆高津宮
夏まつりの宵宮は、7月17日だったようですね。
緑いっぱいで清々しい参道。
本殿前には茅の輪が設置されていたので、くぐって厄払い。
今年後半の健康と疫病退散!もお祈りしました。
絵馬殿にある「夏祭浪花鑑」の絵馬は、四代目坂田藤十郎が、襲名記念に奉納したものだそう。
今は周囲が建物だらけの絵馬殿だけど、
昭和30年代頃までは、この場所から大阪の市中が一望でき、
天気の良い日には大阪湾や六甲の山並みまで見ることができたそう。
江戸時代には、ここに茶店や遠眼鏡屋なんていうのまであったんだとか。
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文楽公演鑑賞とセットで行ったということもあるけど、
「江戸時代」と「今」が地続きということをと改めて感じました(←またしても語彙力が…💦)。
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