夏休み文楽特別公演
千秋楽の第2部「心中天網島」を見てきました。
夏休み特別公演ということで、
展示室の展示には、狐やにわとりなどの動物の小道具も。
狐さん、何度見ても、こんがり焼けておいしそう~と思ってしまうわ。
第3部の演目「紅葉狩」は、ゲーム「刀剣乱舞」とコラボしているということで、
二階ロビーには、文楽人形の小烏丸さんがどどーんと。
かぎ爪のついたつま先立ちの足が印象的。
鬘、手足、衣装、小道具など、どれもこの人形のために新たに製作されたものだそうです。
動いているところも見てみたいなあ。
パネルやスタンプもありました。
うちの刀剣男子たちは、このところ放置気味(地道な作業が苦手💦)。
こまめにメンテしてあげなくてはいけないよなあ。
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心中天網島は初鑑賞。
みな悪い人では無いのに、登場人物それぞれの想いが重なった結果、
ひたひたと悲しい結末に向かってしまうお話。
おさんは、思い立ったら即行動しちゃう人なんでしょうね。
治兵衛のことが本当に大好きで、でも小春のことも不幸にはしたくなくて。
小春を身請けするためのお金を用立てるための着物を用意をしているときに、
治兵衛から「小春を身請けして家に入れた後、おまえはどうするのだ」と言われて、
ハッと自分の状況に気づき、「あっ、そうじゃ、はて何としよう」と、
嘆くシーンに泣けました。
でも、若いときに見てたら、また違う感想だったかも。
時間をおいて、また見てみたい演目でした。
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終演後は、千秋楽ということで、大人の私もオリジナル保冷剤がいただけました♪
表と裏に描かれているのは、
第一部の演目「瓜子姫とあまんじゃく」と「鈴の音」の登場人物。
コンパクトでかわいいので、お弁当の保冷に使おうかな。
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