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大阪くらしの今昔館

コメントで、
「今なら、天神祭のお迎え人形がたくさん展示されている」と教えていただいたので、
見に行ってきました~。

大阪市立住まいのミュージアム 大阪くらしの今昔館 - 大阪の歴史・文化を紹介する施設

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入館料は、常設展+企画展のセット券(一般)で800円。
館内は、フラッシュ、三脚、自撮り棒を使わなければ、撮影OKだそうです。

ミュージアムは、天神橋筋6丁目駅直結のビルの8F〜10Fの3フロア。
9Fは1830年代(江戸時代・天保年間)の大坂の町並みを実物大で再現した「大坂町三丁目」。

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10Fの展望フロアからは、
桂米朝氏の解説を聞きながら、町並みを見下ろすことができます。

展示は季節によって変わるようで、今(4月中旬~9月上旬)は、夏祭りの飾り。

薬屋のお座敷には、お祭りのごちそうと屏風飾り。
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建具屋や小間物屋、呉服屋、唐物屋などの店先には「造り物」。
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木魚で造られた布袋さんに、かんざしや刷毛で造られたにわとり、

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箪笥や手鏡などの嫁入り道具一式で造られた獅子に、帯づくしの宝船。

発想と趣向に、へえ~!でした。
大阪天満宮では、しじみの殻で造られた藤棚を見たけど、他にも楽しい造り物がたくさんあったんですね。

そして、お迎え人形の「坂田公時」さん。
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ムチムチした感じが可愛い~(笑)。

町並みは、照明の演出で、夜の雰囲気も味わえます。
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江戸時代の町人気分で、花火(映像だけど)見物。

館内では、着物体験(洋服の上から羽織るタイプ。30分1,000円)もできるので、
大勢の外国の方が着物で撮影を楽しんでました。
私も次は着物で行こうかな-。

*-*

8Fは近代の大阪。

戦後の住宅難に対応するため、廃車になった木炭バスを転用した大阪市営城北バス住宅は、
昭和21(1946)年設置。
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日よけを立てかけたり、車の横に小屋を建て増ししてたり。
ジオラマで見ると、キャンピングカーみたいでステキと思うけど、
実際に暮らすには、いろいろ不便もあったでしょうね。

1950年代に建設された古市中団地は、
当時の最先端の住まいだったそう。
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昭和34(1959)年のガステーブルコンロは、
今でも通用しそうな、シンプルで可愛いデザイン。
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映像展示の「住まい劇場 あの日あの家族の住み替え物語」は、
八千草薫さんのナレーション。
ひとりの女性の暮らしを通して、戦前、前後の住まいの変遷がわかる、いいお話でした。

*-*-*

企画展は「天神祭と都市の彩り」。(2023/7/8~9/3)

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入り口では、お迎え人形の羽柴秀吉さんがお出迎え。
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順路の矢印のせいで、誘導案内をしてるようにも見えますね(笑)。

お迎え人形が乗っていた頃の船渡御の様子がわかる「夏祭船渡御図」
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木の板に描かれた「御迎え人形図絵」
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天満宮御神事 御迎船人形図絵
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扇子を持った着ぐるみの狐みたいなコ、気になるなあ。

そして、実物のお迎え人形さん達。
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八幡太郎義家さん、鬼若丸さん、木津勘助さん。
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木津さん、年々やつれていくように見えるのは気のせい?

そして、頭だけの恵比須さん。
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白い布のせいで、散髪中に見えなくも無い…(笑)。

…と、天神祭とお迎え人形についての資料が、たくさん見られて大満足でした。
情報感謝!
来年は、スタンプラリーのためにも、もっと早く行かなくてはっ。

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