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夏祭浪花鑑@新国立劇場

新国立劇場で、歌舞伎と文楽が同時上演している「夏祭浪花鑑」。
(歌舞伎は9/1~9/25、文楽は9/7~9/22)

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文楽の「夏祭浪花鑑」は何度か見たことがあるので、
(昨年見た時の記事はコチラ→◇ちきんばすけっとぶろぐ2023.07.25夏祭浪花鑑
今回は歌舞伎だけでいいかなと思ってたんだけど、
X(旧Twitter)で某太夫さんが「照明の演出が凝っていて」とポストされていたのと、
歌舞伎と文楽のチケットを同時購入するとチケット代が割引になる「夏祭セット割」があったので、
やっぱり両方見ることにしました。

*-*-*-*

まずは歌舞伎。

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ホワイエにはフォトスポット。
そして、舞台も開演10分前まで撮影可。

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花道は、この公演のために特設されたものだそう。
客席からの距離も近くて、開演までの時間もワクワク。

歌舞伎は、詳しくないので、感想はざっくりとしか言えないけど、
最初に解説があるので、わかりやすかったし、
いやあ、もう、役者さんがかっこよすぎ!
見栄を決めたところなんて、ホント、錦絵みたいでした。
琴浦ちゃんも可愛かった~♡

団七と徳兵衛の立廻りや、本物の泥と水を使った団七と義平次とシーンは、迫力ありまくり。
茫然自失って感じで「八丁目、指して」いく団七の気持ちに、
こちらも巻き込まれて、終わってからもしばらく席を立てませんでした。

機会があったら、他の演目も見てみたいです。

*-*-*

公演と公演の間は、ドトールコーヒー初台北口店でティータイム。
ミルクレープ、うまうま~。
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レシートには、「ふたたび新国立劇場に歌舞伎がやってきた!」と、
「夏祭浪花鑑」の広告が。
こういうのって、なんか気分がアガりますね。

*-*-*-*
そして、文楽。

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パンフレットは無料で配布されてました。

舞台はこんな感じ。
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舞台に字幕は無く、あらかじめスマホにダウンロードしておいたアプリで字幕を見る方式でした。

Gマーク スマートフォンアプリ公式Webサイト 〜 歌舞伎、文楽、能、狂言の多言語字幕ガイドシステムアプリケーション Gマーク (ジーマーク) ~

スマホ画面での字幕は、こんな感じ。
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上演中は、スマホのマイクで音を拾い、
セリフに合わせて字幕を表示しているそう。

舞台上に字幕があるより、演技に集中できるし、
都度、床本を見るよりもわかりやすく、とても遣い勝手がよかったです。

今回の公演は、文楽鑑賞教室ということで、解説コーナーでは写真撮影タイムもあり。
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(毎度の事ながら、ピンボケ&白飛びで、上手く撮れてないけど)
人形の動かしかたの解説は何度か見たことがあるけど、
毎回発見があって楽しいです。

そして「夏祭浪花鑑」。
暗い舞台に、照明が当たった人形が浮かび上がるのが、幻想的だしホラーっぽい。
今回の照明演出は、賛否両論あるみたいだけど、私は好みでした。
ラストシーンも、昨年ほどの違和感は感じず。

【連載開始!】いとうせいこうによる『文楽の極意を聞く』 | 独立行政法人 日本芸術文化振興会

↑こちらの対談記事で知ったけど、
文楽の浄瑠璃にはいくつかの「芸系」があって、
「教わっている師匠とかによって型が違うので、同じ曲でも全然やり方が違う」らしいので、
しっくり感じるかどうかは、そのあたりも関係してるのかな、と思いました。
うーーん、奥が深いなあ。

*-*-*
歌舞伎と文楽の見くらべ、楽しくて、いい経験でした。
またこういう企画があるといいな。

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