3/10~11に行われた「第31回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」に参加してきました。

参加費は2/1までの事前申し込みなら1,800円(当日申込は2,000円)。
事前申込だと、コース図やゼッケン、チェックカード、主会場の配置図やコースの見どころ、
イベントの案内などが書かれた大会誌、観光案内パンフレットなどが前もって送られてくるので、
食事や観光の計画が立てられたりして便利でした。
参加記念品は、当日に参加登録証と引換えで。

なんだかとっても長~~い(普通の手ぬぐいの1.5倍の長さがあると思う
)手ぬぐいでした。
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主会場の倉敷までは、大阪からだと新幹線で岡山まで行き、そこから山陰本線に乗り換えます。

岡山までの新幹線には、歩友さんに教えてもらった「おとなび」会員限定の割引きっぷを利用したので、3割引。
「おとなび」というのは、JR西日本の「50歳からを楽しむ大人の旅クラブ」。
満50歳以上の人なら無料で入会できて、
山陽新幹線の「のぞみ」や特急列車が3割引、 山陽新幹線の「こだま」が6割引と、
とてもおトクにきっぷが買えます(7日前までの購入が必要、予約後の変更不可などの制限はあるけど)。
ふふ、年を取るのも案外悪くないわね(笑)。
◇ おとなび:JRおでかけネット
新大阪から約1時間半で倉敷駅に到着~。

そして、駅から30分くらい歩いて、主会場の倉敷市役所に到着です。

倉敷市役所は、塔のある洋館って感じの、おしゃれな建物だったんだけど、うまく写真に撮れなかったわ

会場では、キリンのiMUSE(イミューズ)という乳酸菌ニアウォーターやトマトジュースがいただけたりも
レモン風味ですっきりした甘さのiMUSE、飲みやすくておいしかったです。
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テーマが「歩くよろこびふれあう心 夢と歴史の瀬戸の道」というこの大会。
1日目のコースは、吉備真備周回(40km)、良寛(20km)、酒津公園(10km)、美観地区観光ウォーク(5km)の4つ。
私は20kmの良寛コースをチョイスです。
9:00 ゆるキャラさんたちに見送られ、
チェックカードにスタンプを押してもらって、スタート。

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9:35 くらしき健康福祉プラザ(W.C.)

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10:05 浦田駅の先で、水島臨海本線を渡ります。

列車に遭遇できてラッキー
(写真では、手前を走る車と被っちゃったけど
)
◇水島臨海鉄道株式会社
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10:15 両備バス江長バス停の横をてくてく。

この近くに詩人・薄田泣菫(すすきだ きゅうきん)の生家があみたいです。
◇青空文庫 作家別作品リスト:No.150 薄田 泣菫
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10:25 ハローズ連島(つらじま)店の横をてくてく。

ハローズは、365日24時間営業のスーパーマーケットだそう。
今回のツーデーマーチの特別協賛ということで、出発式では社長の挨拶があり、
この連島店でも、店員さんがお見送りしてくれてました
今回は立ち寄らなかったけど、広島・岡山・愛媛・兵庫に77店舗あるそうなので、
どこかで見かけたら入ってみようっと。
◇スーパーマーケットハローズ
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海賊がいそうなお寺(宝島寺。正しい読み方は「ほうとうじ」らしいけど)や、
妖怪ウォッチのコマさんが出てきそうな市場の名前を眺めながら、てくてく。
コマさんの口癖「もんげ~」は、岡山弁だったですね。
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10:45 厄神社(やくじんじゃ)へ


上って、上ると、ステキな眺めが。

境内には、薄田泣菫の「ああ、大和にしあらましかば…」の自筆を陶板にした詩碑や、
泣菫が生前使っていた筆が納められている筆塚もありました。


厄神社のご祭神は、神速須佐之男命。貞観9(867)年に建立されたと伝わる古社だそうです。
お参りしたら、階段を下ります。

長くて急な石段に、思わず「うひゃー」と声が出ちゃいました

振り返って見た石段。
「石段は参拝の参道です。スポーツのトレーニング等はご遠慮願います」ですって。
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10:55 「なつかしや」さんで、黒豆や玄米のポン菓子と、黒豆きなこ飴のお接待。

素朴だけど力のある味で、心と体にじんわりと染みこむようなおいしさでした。ごちそうさま!
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11:00 連島西浦小学校 (チェックポイント W.C. お茶)

ここで、朝、注文しておいたお弁当を受け取って、お昼ごはん。
ツーデーマーチでのお弁当の注文は、事前申込時だけというところが多いけど、
倉敷ツーデーは、当日の朝に引換券を買えばOK。
主会場では、パンやおにぎりなども売られているので、
その日の気分でどうするか決められるのがいいですね。


作っているのは、岡山県総社市にある「大惣」さん。
◇大惣
お値段は、ブリックパックのお茶付きで700円。
ホームページのお弁当メニューに載ってるお値段より、かなりおトクになってる感じがします。
おかずの品数が多く、見た目も華やか。
もう、ここで歩くのをやめて、ゆっくり食べてたい~と思うくらいボリュームもあって(笑)、
とても楽しい気分で食事ができました
そうそう、ここでは、汁物サービスもありました。


この写真だとよくわからないけど、けっこう具だくさんで、食べ応えありました。
ごちそうさま!

校舎を眺めながらお弁当を食べるなんて久しぶり~なんて思いつつ、
11:30 再スタート。
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つづら折れの坂道を上って、篦取神社(へらとりじんじゃ)へ。


木々の向こうには、水島臨海工業地帯も見えます。
坂道の途中には、
太平洋戦争の末期に、この山の中腹に5基の砲台が構築されたこと、
昭和20年6月22日の水島航空製作所を狙った空襲の時には、
その砲台からB29機に対空砲火を行ったけれど、1機も撃墜することができなかったこと
などが書かれた説明板もありました。
篦取神社は、大綿津見命、玉依姫命、豊玉姫命の3神を祀る海上安全の守り神。

今から約1300年ほど前の40代天武天皇のころ、前に広がっていた海に「箆」の神紋が現れたことから、
箆取大権現として祀られるようになったと伝えられているそう。


ここの参道も、長くて急な石段でした。
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12:15 水玉ブリッジラインを渡ります。

水玉模様の橋なのかなーなんて思っていたら、水島地区と玉島地区を結んでいる橋だから水玉、だそう。

下を流れているのは、高梁(たかはし)川。
大きくて青い川を眺めて気分爽快。
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13:00 玉島地区をてくてく。

玉島商店街には、昭和レトロな建物がいっぱい。



さらっと通り過ぎちっゃたけど、もっとゆっくり歩いてもよかったな。
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江戸時代には、千石船の港町として栄えていたという玉島港には、
常夜灯や、越後長岡藩の家老が逗留したという船宿跡があったりも。
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11:10 松涛園さんで、ゆずシロップのお接待。
(人ばっかりで、シロップが写ってないけど
)

おいしかったので、400円の瓶詰めも買っちゃった
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急な上り坂や頭上や足元に注意しながら、てくてく。

この大会は、案内の矢貼りがとても見やすくわかりやすくてよかったです。
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13:30 円通寺公園駐車場 (チェックポイント W.C. お茶)

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13:40 円通寺(W.C.)



行基が開基したという曹洞宗の古刹。
良寛が22歳のときから十数年間修行したお寺でもあるそうで、
境内には、良寛が雲水たちと読書に励み、寝起きした場所という衆寮(良寛堂)などもありました。
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13:55 玉島味噌醤油合資会社さんで、甘酒のお接待。


津山産の発芽玄米こころを使った甘酒。
濃厚で、元気がでるおいしさでした。ごちそうさま!
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同じ通りにある菊池酒造さんでは、
こちらで造っているお酒「燦然」の試飲をさせていただたりも。


一番のオススメという「奇跡のお酒純米吟醸生原酒」は、
すっきりした飲み口に華やかさとふんわり感が加わった感じで、おいしかったです。
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もっと大きなリュックにしてたら、いろいろと買い物もできたのに…なんて思いつつ、
14:20 倉敷市役所玉島支所でゴール\(^O^)/



どろーり濃厚な甘酒をたっぷりいただき、無料のシャトルバスに乗って主会場に戻りました。
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GPSのログと標高差は、こんな感じでした↓

夜ごはんと散策については第31回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ1日目+へ続きます~。
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